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宇部市本庁舎 2025
建築主:宇部市
建築設計:佐藤総合計画
写真:(株)川澄・小林研二写真事務所
Ube City Hall 2025
Client:Ube City
Architectural Design:AXS SATOW INC.
Photo:Kawasumi・Kobayshi Kenji Photograph Office
本計画では、ウェルビーイング(肉体的・精神的・社会的に満たされた状態)を照明デザインの中心に据え、人の身体・心理・コミュニケーションに寄与する光環境の構築を目指した。
従来のオフィス照明は、明るさ確保や視認性、グレア抑制といった身体的側面への配慮が中心であった。一方、PC作業が主となった現代のワークスタイルでは、空間の居心地や安心感といった心理的価値がより重要となっている。壁面や天井への光の分布と輝度バランスを丁寧に整えることで、個人の快適性と円滑なコミュニケーションを支える光環境を形成した。
また、人の目線に立った「明るさ感」を重視し、
・作業を支える「使う光」(下向きライン照明)
・空間の印象を形づくる「見せる光」(天井間接ライン照明)
を一体的に計画。豊かな天井高を活かし、機能性と心理的快適性を両立している。
さらに、市民交流棟は施設の顔となる空間として位置づけた。ガラス外装を通して内部の光環境がそのまま建築の表情となることから、色温度を統一し、落ち着きと一体感を確保している。加えて、ロの字型ペンダントを象徴的に配置することで、人の活動がやわらかく浮かび上がる光を創出。内外を緩やかにつなぐ光により、市民に開かれた公共空間の象徴となる夜間景観を形成した。
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