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富山新聞高岡会館​ 2022

建築主:北國新聞社

​建築設計:谷口建築設計研究所​

   村松デザイン事務所

   海建築設計研究所

写真:大川孔三(YAMAGIWA)

TOYAMA SHIMBUN TAKAOKA KAIKAN 2022

Client:Hokkoku Shimbun

Architectural Design:TANIGUCHI and ASSOCIATES

   Motoyasu Muramatsu Architects

​   UMI ARCHITECTS

​Photo:OKAWA Kozo(YAMAGIWA)

外と内の二つの顔をととのえる光

地域を代表する新聞社の社屋である『富山新聞高岡会館』は、伝統的街並みの象徴である千本格子をモチーフとした可動遮光アルミルーバーのファサード建築である。この特徴的なファサードは、角度によって屋内が見え隠れするため、1~6階の見え方を統一するような照明計画が求められた。建築全体の統一感を出すために2〜6階まで伸びる縦ルーバーを3500Kのライン照明で内側からライトアップしたことで、室内から漏れる様々な光とオーバーレイし建築の夜の表情をととのえた。また、人々を迎え入れる室内の顔といえる水庭と一体になった2階ラウンジは、照明器具の存在を可能な限り排除して、水庭の風景が室内と一体となるように照明デザインした。

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